▲プロローグ
1999.10.17 我が家から数分のところにある小さな峠越えの道を走っていて、フト道端のダンボール箱が目に留まりました。予感がしたというか、すぐに車を停め、中をのぞき込んでみると、やはり。
兄弟と思しき3匹が身を寄せあっていました。うち2匹は足に白い毛があるツートンカラーで、ちょっと震えながら丸まったまま。1匹だけが赤ちゃん猫ながら腰を下げて座り、こちらを見て一言「みゃお」。
見込まれたからには黙って見過ごすわけにはいかず、掌に乗せてみるとまた「みゃお」。しかたないなぁ、とばかり、車に乗せてウチに連れ帰ったというわけです。
愛猫ノーラがいなくなって約一年。全く同じような柄の猫がまたもや我が家に居つくことになりました。
そうそう、2匹はそのまま残してきたのですが、夜になってやっぱり気になって車を出してみると、誰か他の人に拾われたか、元の飼い主が気が咎めて連れ帰ったか、箱ごと無くなっていました。いまごろウチの猫と同じくぬくぬくしていればいいのですが…。
▲はじめまして

←はじめまして。<1999.10.17>
名前は侃々諤々の議論の末、「まる」に決定。私はキジ猫の「きーじー」、子供達は「みゅー」がいいと言っていたのですが、カミさんの意見が一番(^^;。
体重は400gちょい。大きさから言って生後半月くらい? 誕生日がわからないと不便なので、キリよく10月1日を生誕日とする。

←おしきせ寝床はいやだよぉ。<1999.10.17>
せっかくこしらえてやったのに、押し込まれるのは御免、とばかりすぐ抜け出します。
←ふとんの中からこんにちは。<1999.10.17>
我が家にやってきた当日は、精神的に不安定になったのか、食べ物も全く受付けず、ほとんど昏々と寝て過ごしました。たまにこうやって顔を上げるだけ。
とりあえず慌てて買ってきた猫ミルクをやろうとしますが、全く口に入れようとしません。
▲じゃれ・玉とり
←手が遊び相手? <1999.10.20>
やっと餌も食べられるようになり(結局、猫ミルクはほとんど飲まなかったものの、離乳食に近い半固形物をパクパク)、元気に遊び回れるようになりました。

←この指、おいしいかな?<1999.10.20>
ストレスが溜まってきたのか、アグアグとしょっちゅう噛む様になりました。様子をうかがって軽く噛むのですが、ときどき強く噛むのではっきり「痛い」と言って仕付しています。
猫の飼育法の本を読むと、兄弟がいる場合はお互いがじゃれあいその中で痛みを知るようになるとか。兄弟がいないので人間が教えてやるしかないんでしょうね。時々こちらから噛んでやります(^^;。

←トイレと取っ組み合い。<1999.10.21>
知人からいただいたトイレを早速置いたものの、おもちゃだと思ったか中に入って遊んでいます。
それでも結構早いうちにトイレを憶え、粗相はしなくなりました。

←この足、やっつけたる。<1999.11.06>
椅子に座っていると突然足先に喰いついてくるのでびっくりします。本人はストレス解消のつもりなんでしょうね。

←鼠おもちゃとともに。<1999.11.11>
棒の先から垂れた鼠風の模型を買ってきたら最初は恐がりましたが、すぐに慣れ格好の遊び相手です。テーブルの上からつるしておくと自分一人でせっせとちょっかい出しています。

←ん?この玉はなんだ?<1999.11.11>
猫の玉とり、ってやっぱり本能なんでしょうね。動くものを見るとじっとしておれないようです。
▲ポーズ

←おっかなびっくり。<1999.10.17>
我が家にやってきたばっかりで環境が急展開したためか、何をするにもおっかなびっくり。

←ちょっと一休み。<1999.10.21>
やっと慣れてきたけどちょっとくたびれたか、お兄ちゃんの股の中でちょっと一休み。

←いい天気だにゃー。<1999.10.24>
初めて部屋から外に出て、玄関脇でポーズ。

ん?なんか用?<1999.10.29>
椅子の上にいるところをパチリ。ちょっと眠くなってきているかな?
▲寝姿あれこれ

←でれーん。<1999.10.24>
毛布と掛け布団の間に寝たものの、暑かったからかなんちう格好で寝ているのやら。野生のかおり全くなし(^^;。

←むにゃむにゃ。<1999.11.02>
時々、ピクピクッと夢を見ているようです。猫の夢ってどんな夢でしょうね。

←くるくる猫。<1999.11.03>
先輩猫ノーラに続き、くるくる猫のアンモナイト部門に応募しようか。

←うつらうつら。<1999.11.13>
南向きの出窓の前に毛布を積んでいますが、そこがまるの特等席。日中は気持ちようさそうにうつらうつら。あぁ、いいご身分だこと(^^;。

←バタンQ。<1999.11.14>
さんさん暴れ回ったあげく、お兄ちゃんが午睡している横で自分も添い寝していました。お天道様の暖かさで何も言うことなし(^^;。
いちばん上,ひとつ上