図:鰹ャ学館発行 世界原色百科事典より抜粋
分岐器の名称としくみ (ポイント部) | |
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分岐器とは、列車や車輌を、ある線から他の線へ転線させるための装置のことです。 左図はポイント部の見取り図で、トングレールのナイフエッジ部分を車輪が通る際には、何となく尾てい骨がこそばゆくなる感触を覚えます(^^;。 |
分岐器の名称としくみ (クロッシング部) | |
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左図はクロッシング部の見取り図で、長鼻端レールと短鼻端レールのつなぎめを車輪が通る際には、今そのすき間を通り越しているんだなぁ、と思うとこれまたこそばゆい感触を覚えますね。 |
分岐器の名称としくみ (各部の名称) | |
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分岐器は別名ターンアウトとも言い、ポイント(転轍機)・クロッシング・ガード・主レール・基本レール・リードレールからなります。 私が大好きな(^^;クロッシング部を車輪が通る際、車輪のつばがすき間から余計な方向に行かないようになっているのは、ひとえに「ガード」でもう片方の車輪の側を抑えているからですね。 |
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分岐器はその形状により、直線路から片側に軌道が分かれる片開き分岐器、同一の曲線半径で分かれる両開き分岐器、クロッシング角を不等分に振り分けてある振分け分岐器などのほか、三枝分岐器・複分岐器などいろいろな形状があるそうです。 文献やインターネットでは時々見掛けるのですが、私自身は三枝分岐器と複分岐器はいまだにこの目にしたことがありません。 いつかその日が来るか知らん。 |